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★イエネコを防除推進外来種にする計画の白紙撤廃を求めます 環境省の会議録で分かりました 「イエネコ」と呼び変えるのは、野良猫もまとめて減らす対象にするためです
★香川出張一斉不妊手術(6月ご報告)
★イエネコを防除推進外来種にする計画の白紙撤廃を求めます
「駆除はしない」という言葉を信じてはいけないことが、環境省の会議録で分かりました 「イエネコ」と呼び変えるのは、野良猫もまとめて減らす対象にするためです
環境省と農水省が、野良猫や地域猫、そして飼い猫も含めたすべての猫を「防除推進外来種(国をあげて減らしていく外来種)」のリストに載せる方向で、最終的な話し合いを進めているというニュースが届いています。
心配になった全国の皆様が環境省に問い合わせをしてくださっていますが、「地域猫や飼い猫が、すぐに駆除されるわけではないから安心してください」と言われ、ホッとされている方も多いようです。
でも、その言葉通りに受け止めることはできません。 犬猫救済の輪で、環境省の有識者会議(令和7年開催)の公式な会議録をていねいに読み解いたところ、外にいる猫たちをなんとかして排除したいという、委員たちの非常に厳しい本音が浮かび上がってきました。
今回は、検討会の会議録から、今回の見直しの「本当の目的」を分かりやすく検証します。
(※発言の詳しい原文や公式資料は、環境省ホームページの議事概要をご覧ください)
•令和6年度 第4回 生態系被害防止外来種リストの見直しに係る検討会 議事概要(PDF)
•令和7年度 第5回 生態系被害防止外来種リストの見直しに係る検討会 議事概要(PDF)
検証1 なぜわざわざ「イエネコ(猫全体)」という言葉に変えるのか
これまで、この外来種リストの対象になっていたのは、山奥などで完全に野生化した「ノネコ」だけでした。しかし今回の見直しでは、それを「イエネコ(生物としての猫全体)」に変えようとしています。
なぜそんな変更をするのか、会議の中で委員の方がはっきりと理由を話しています。
【第4回検討会(令和7年2月19日)亘(わたり)委員の発言要旨】
「実際にはノネコと野良猫の区別はつかない。ノネコという言葉のままだと、自然や病気への影響が最も強い『野良猫』を外来種として評価できなくなってしまう。だから、すべての猫を指す『イエネコ』という言葉を使うべきだ」
【第4回検討会(令和7年2月19日)川上委員の発言要旨】
「ノネコでも野良猫でも、自然に与える被害は同じ。それを区別し『ノネコ』しかリストに載せないのでは、リストを作る意義がなくなってしまう。だからイエネコという名称を書くべきだ」
ここから分かるのは、「ノネコ」という狭い言葉のままだと、国が一番対策したいと思っている「野良猫」や「地域猫」をリストの対象にできない、という焦りです。
当会は、これらの発言から、外にいるすべての猫(野良猫や外飼いの猫)をまとめて対策の対象として位置づけることが今回の名前変更の本当の狙いであると読み取っています。
検証2 外にいる猫はすべてアウトに。飼い猫の巻き添えを認める発言
さらに注意深く読むと、このリストに猫を載せることで、現場での捕獲や排除をやりやすくしようという意図が見えてきます。ここで注目したいのが、石橋委員の発言です。
【第4回検討会(令和7年2月19日)石橋委員の発言要旨】
「概ね賛成であるが、そこが現場での一番の問題になる。奄美でノネコを捕まえた際、外に出ていた飼い猫を一緒に捕まえてしまった事例があったと思う。こういう問題は尽きず、猫の線引きが難しいのは確かだ。個人的には、猫も犬と同じ法律(狂犬病予防法など)の枠組みに入れて、外で飼っている猫はあり得ない(違反)ということにしてしまいたい。現場の人たちが迷わずスムーズに動けるようにしないと、問題は解決しない。」
この石橋委員の発言には、見過ごせない重大なポイントが二つあります。
1. 「外にいる以上、飼い猫も野良猫も区別がつかないため、飼い猫が巻き添え(誤捕獲)になるのは避けられない」という現場の現実を、委員自らが認めている点。
2. それを防ぐために「猫を犬と同じ法律の枠組みに縛り、外にいる猫はあり得ないということにしてしまおう」と提案している点。
「現場で猫を駆除・排除する人たちが、後から文句を言われたり法律違反と責められたりせず、迷わずスムーズに動けるようにするために、ルールそのものを変えてしまおう」という考え方が示されていると当会は受け止めています。
検証3 リストに載せる本当の目的は、現場が動きやすくするための「言い訳」作り
この流れを受け、当会は、検討会で「現場を守るための後ろ盾」としてリストを位置づけようとする議論が進められていると受け止めました。
【第4回検討会(令和7年2月19日)亘(わたり)委員の発言要旨】
「飼い猫が外にいる影響も大きく、人間が都合よく区別せず、外にいる猫すべてを対象にすべきだ。このようなリストで、野良猫も外飼い猫も外来種であり、病気を運ぶものとして問題だとハッキリ示すべき。その枠組みを作ることが、現場を守ることにもつながる。」
ここで言われている「現場を守る」という言葉こそ、この改定の本質です。
現場で猫を排除する人たちが、「動物愛護法違反と言われたら怖い」とためらうことなく動けるように、国が公式に「これは外来種の対策だから大丈夫」という後ろ盾(言い訳)を与えようとしているのです。
当会は、この発言から、現場で猫を排除する人たちが、「動物愛護法違反と言われたら怖い」とためらうことなく動けるように、国が公式に「これは外来種の対策だから大丈夫」という後ろ盾を(言い訳)を与えようとしているのではないかと懸念しています。
最初、環境省の担当者は「飼い猫かどうかの判別が難しいので、リストに載せるのは慎重にしたい」と動物愛護法に配慮していましたが、その後、委員たちの強い要望に押し切られる形になりました。
【第5回検討会(令和7年10月23日)亘(わたり)委員の発言要旨】
「ノネコという名称は鳥獣保護法の言葉で、許可がないと捕獲できず外来種対策には馴染まない。猫問題の主役は野良猫なのに、これが含まれないことが一番の問題だ。野良猫は愛護動物だから一概に駆除するのは問題、という話もあったがそもそも『対策か愛護か』という対立で考えること自体が古い。猫は生態系リスクが最も高い動物であり、今回の見直しは、猫をしっかりリストの中に位置づけるチャンスだ。」
当会は、この議論の流れから、外にいる猫全体をリストに載せる方針へ議論が大きく進んだと受け止めています。
犬猫救済の輪では、人の目が届かない場所で起きることを心配しています。
この議事録を読んで、当会は人の目が届かない場所で起きることを非常に心配しています。
当会としては、環境省の窓口で「大丈夫ですよ」と説明されても、議事録の内容を見る限り、その説明だけで安心できる状況ではないと考えています。あくまで皆さんを安心させるための、表向きの言葉に過ぎないと感じます。
一度、国の公式リストに「減らすべき外来種」として載ってしまえば、もう一つの担当である農林水産省の現場(農地や牧場、漁港など、ボランティアの目が届きにくい場所)で、「国の方針なのだから、外来種の猫は排除していい」という大義名分が一人歩きしてしまう危険があります。「国の方針として位置づけられた」と受け止められ、現場で対策が拡大解釈されるおそれがあることを、当会は強く懸念しています。
これは、これまで地域の皆さんとボランティアが「人と動物の共生」のために自腹を切って、汗を流して積み重ねてきた努力を台無しにするものです。
犬猫救済の輪は、今回の見直し案に対して、これからも毅然とした態度でのぞんでまいります。 皆様におかれましても、この公式な会議録に書かれている「事実」をぜひ拡散していただき、改訂の白紙撤廃を求めて声を上げていただけますよう、切にお願い申し上げます。
■ 環境省(代表 (03-3581-3351)
今回の改定を主導する「野生生物課」と、猫の命を守る専門部署である「動物愛護管理室」の両方に声を届けるのが最も効果的です。
電話がつながったら、オペレーターにこのように伝えてください。
「生態系被害防止外来種リストの件で、野生生物課の外来生物対策の担当職員、または動物愛護管理室の担当職員に直接つないでください」
・環境省ご意見メール MOEメール | 環境省
■ 農林水産省(代表 (03-3502-8111)
電話がつながったら、オペレーターにこのように伝えてください。
「『生態系被害防止外来種リスト』へのイエネコ追加について、担当されている『大臣官房みどりの戦略グループ』または『農村振興局 鳥獣対策室』の職員の方につないでください」
•農水省ご意見フォーム(メール): 農林水産省 意見・要望受付フォーム
★香川出張一斉不妊手術(6月ご報告)
6月も、TNR日本動物福祉病院より獣医師二名が出張し、香川スぺイクリニックさんにて一斉不妊手術を行いました。
香川での一日の不妊手術数はとても多く、70匹の予約を受け、月に一回実施しています。
6/28(日)の出張手術は、二つの台風が重なるということで、飛行機が飛ばないのではととても心配されましたが行くことができてほっと致しました。
また、台風の影響で、現地での捕獲に支障が出ないかとの心配も、香川のボランティアの皆様の天候にも考慮した対応で予定通り70匹を事前に捕獲搬送していただくことができました。
オス21匹
メス49匹 (内12匹が妊婦猫さんでした)
皆様、大変、お疲れさまでした。ありがとうございました。
香川アニマルスマイル様のブログです。
https://ameblo.jp/tatoushiiku-sos/theme-10079058080.html
あちらも、こちらも、救済活動に追われる日々でご報告が間に合いませんが、どうぞ、温かい応援を宜しくお願い申し上げます。
8月の香川出張一斉不妊手術は、8/23(日)の予定です。
香川県で活動されるボランティアの皆様、ご利用いただけましたら幸いです。













