宇奈多理坐高御魂神社『令和の大修繕事業』が9月に無事に終わりました。
改めてたくさんのお力添えに感謝いたします。暖かなご支援をありがとうございます。
10月1日の月次祭の日に、奉祝祭に向けての磨き上げをいたしました。
この日は修繕・美装が終了して初めての開門参拝で、訪れる参拝者さんに美しく仕上がった社殿や鳥居等のご披露となりました。

皆様からのご支援により、鳥居や玉垣の銅板屋根も新しくできました。

狛犬様も嬉しそうです♪

このプロジェクトでは特に、後になって気になった末社の土台修繕費へのお力添えをお願いしていましたが、しっかり整えられました。

この日はまだ神々が仮遷座のままで別の場所にいらっしゃいましたので、たくさん近くで撮影もいたしました。
宇奈多理神社の神々に、こんなに美しいお宮を用意できた事に心から感謝しております。本当にありがとうございます。

本殿は国指定重要文化財で、公的な補助がありました。でもその両側の末社や鳥居、玉垣に補助はありません。ちなみに本殿修繕費も100%の補助ではないので、600万円は自己負担でございました。この時、末社等への修繕・美装費はありませんでした。

その費用を募るために "クラウドファンディング" という方法で呼びかけをした事で、御神域全域を同時期に整える事が叶いました。もちろん宇奈多理神社にとって初めての経験でしたが、新しい時代の「勧進(寺社の造営・修理等のために寄付を募ること)」として挑戦して、本当に良かったと感じます。
総代さんが「クラファンをしていなかったら本殿だけきれいで、末社は古いままだったんですね」と、挑戦して良かったと改めて話していました。
そして10月5日、関係者だけで正遷宮が執り行われました。
これは仮遷座されていた神々に、それぞれの御神殿にお遷りいただく御神事です。

1日も御神事までは曇り空でした。
奥のこんもりとした森が宇奈多理神社の鎮守の杜です。

先に大祓祝詞奏上を含む御神事があり、宮司様が御神体をお遷しになっている間は神職以外は別の場所で待機します。神々の遷宮の風景を目にする事はできません。
宮司様から正遷宮が無事に終わったお知らせがあり、再び御神事です。2度目の大祓祝詞奏上を含む祝詞に感動して泣けました。
神々が戻られた本殿の前には、リターンでお分ちする御用材御守りや御神札も捧げられ、清め祓いが完了いたしました。

曇り空だった平城宮跡の空は、神々の正遷宮と共に秋らしい爽やかな青空に。

本殿御屋根の檜皮葺工事をされている時に、足場の上から末社様の屋根を見て「銅板も新しくされますよね?」と確認したら「予算がないから計画していません」とのお返事で、末社様の御屋根を新しくするところまでは何としてでもクラウドファンディングで資金を集めよう🔥と思ったのを思い出します。
最終的には御屋根どころか、土台までしっかり整える事も叶いました。
平城宮跡に御鎮座の神々への、たくさんの想いがカタチになりました。

神々が戻られた御神殿からは、対面している自分の頬が赤くなるようなポカポカとした熱が伝わりました。
月に2度しか開門しない平城宮跡の片隅の神社。
ここにまた未来に継承する御姿への更新が完了となりました。
たくさんのご支援を本当にありがとうございます。

ぎりぎりのお知らせで申し訳ありませんが、その記念行事が週末にございます。
一般参列の方にもお福分けの紅白餅を200組ご用意しております。

この日は平城宮跡でも『秋の散楽フェスタ2026』を開催しており、本日9日から3日間は19:45に花火も打ち上げられるようです。
全国グルメ屋台や様々な展示、移動式動物園やドローン体験、巨大ふわふわ遊具もあり、大人から子どもまで楽しめるイベントもございます。
奉祝祭は毎年ある例大祭の日ですので、たまたまそういった盛大なイベントと重なったのですが、まるで神々の正遷宮を祝うお祭りのようで嬉しくなります。
連休で奈良はお天気も良いので、ぜひ平城宮跡にお越しください。
氏子役員衆も『例大祭並正遷宮奉祝祭』が終わるまでは落ち着きませんが、こんなにおめでたいお祭りはございません。

このプロジェクトを通じて結ばれました御神縁ある皆様、ぜひ奈良にお越しの際は平城宮跡の宇奈多理坐高御魂神社にもお詣りにお越しください。
皆様の優しさで美しく再生され、未来に向かう時間をまとった御神殿をご覧いただければと思います。
『令和の大修繕事業』へのご参加、誠にありがとうございます。