全国の継業を支援する
コピペのまちにしたくない!地域の仕事を未来につなぐ「継業」の輪を全国に広げたい!
みんなの応援コメント
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
2026/3/31 18:38
継業ストーリー part2
継業の現場では、さまざまな人の想いや応援が、次の担い手へとつながっています。
現場で関わる私たちの視点から、そのリアルな物語をお届けします。
――――――
ニホン継業バンクの緒方です。
"日本屈指の豪雪地帯で知られる、新潟県津南町。
「喰い処 味郷」の継業に伴走させていただきました。
私が津南町に着任して、初めて携わらせていただいた事業者さんです。2024年9月にお話を伺ったとき、閉店予定は11月末-残り2ヶ月あまり。時間がない、という言葉が頭をよぎりました。地域の方からは「食い処 味郷」を残したい。その声が上がる、地域でも常連さんたちが集う食堂です。それだけ、この食堂はみんなにとって大切な場所だったんだと思います。

「食い処 味郷」の看板商品は、地元・妻有ポークを使った250gのサクサクでジューシーなとんかつです。譲り手の津幡さんは、お会いするといつも笑い声で迎えてくれる、太陽みたいな方でした。お惣菜のひとつひとつにも津南町の食材や自家製の野菜が使われていて、料理の端々に愛情を感られるお店でした。

体調のこともあり、今回の募集を決断された津幡さん。期間は短かったけれど、募集からわずか1ヶ月で新しいオーナーが見つかり、2024年12月には屋号も味も引き継いだかたちで新たにオープンを迎えました。
あれから1年。新メニューも生まれ、地域にしっかりと根づいています。これからがまた楽しみです。

地域のお店は、単に食事をする場所ではなく、「あの人に会いに行く場所」であり、地域の人たちが自然と集まる拠点でもあります。
そうした場が長く続いてきた背景には、その店ならではの味や技術、そして人の営みが積み重なってきた物語があります。
そのお店にしかない味や技術を守りながら、新たな担い手へと引き継いでいくこと。
それは地域にとって大切な文化やつながりを残していくことでもあります。
継業支援とは、こうした大切な営みを途切れさせないために、想いごと引き継ぎ、新たな担い手へとつないでいく。
そして引き継ぐだけでなく、これまで積み重ねられてきた価値を土台にしながら、
新しい担い手とともに、これからの地域に合ったかたちへと育てていく。
そのプロセスそのものが、地域に新しい可能性やにぎわいを生み出していくと考えています。
この取り組みを、ひとつでも多くの地域に広げていきたい。
そして、それぞれのまちにある大切な営みが、これからも続いていく社会をつくっていきたいと思っています。
リターンを選ぶ