萩原佳です。
クラウドファンディングDAY23となりました。
10月8日の9時時点の支援状況をご報告します。

支援総額:918,500円
支援者数:43人
目標達成率:183%
いいね(お気に入り登録)での応援:8人
ご支援・参加、そして周りの方へのご紹介を、本当にありがとうございます。NEXTゴールの支援者50人まで、あと7人となりました。
「儲かっている」と「払える」は、別のこと。
「利益が出ている会社なら、お金に余裕があるはず」
そう思うのは、自然なことかもしれません。けれど、経営の現場では、黒字でも支払いに困り、倒産することがあります。
独立して中小企業の経営者の方々と向き合う中で、私が痛感したことの一つです。
出会った社長たちは、決して情熱が足りなかったわけではありません。優れた商品やサービスを持ち、社員や家族を守ろうと、懸命に事業を続けていました。
それでも、売上や利益だけでは見えてこない、お金の問題がありました。
「利益が出ていること」と、「手元に支払いに使えるお金があること」は、同じではない。
書籍『金融共育』でも、この違いをお伝えしています。
利益40万円。でも、その40万円はどこにある?
書籍で紹介している考え方を、簡単な例で見てみましょう。
ある会社が仕事を完成させ、100万円の売上を計上したとします。その仕事にかかった材料費や人件費は60万円で、すでに支払いを済ませています。一方、お客様から100万円が入金されるのは、2か月後です。
※違いをわかりやすくするため、ほかの費用や税金などは考えない例です。
売上100万円 − 費用60万円 = 利益40万円。
この仕事では、40万円の利益が出ています。
では、通帳にも40万円が増えているでしょうか。
この時点では、まだ100万円は入金されていません。先に60万円を支払ったので、この取引によって手元のお金は60万円減っています。
利益40万円は、そのまま「今、使える40万円」ではないのです。
もちろん、以前から十分なお金が手元にあれば、支払いをつなぐことはできます。ですが、その間に、この取引以外にも家賃などの支払いが重なり、手元のお金では足りなくなることもあります。
「儲かっているのに、お金が足りない」という、一見矛盾したことが起こるのは、そのためです。
利益は「成果」。手元のお金は、続けるための力。
だからといって、利益が意味のない数字だということではありません。
利益は、売上から費用を差し引いた事業の成果を見るための大切な数字です。一方、手元のお金は、実際の支払いに応えられるかを考えるために欠かせません。
「いくら儲かったか」と、「支払うときに使えるお金があるか」。
この二つを分けて見ることで、同じ会社のお金でも、見えてくるものが変わります。
私は経営者の方々と向き合う中で、事業を前に進める力と、事業を続けるためにお金を理解する力は、同じではないと感じてきました。
お金を学ぶことは、もっと稼ぐ方法を知ることだけではありません。せっかく生み出した価値や、大切な仕事を続けていくための知恵を持つことでもあります。
「黒字だから大丈夫」と、一つの数字だけで判断しない。
利益と手元のお金。それぞれが何を教えてくれるのかを知ることも、挑戦と生活を守る「お金の教養」の一つです。
『金融共育』を通じて、こうしたお金の見え方の変化を、一つずつお届けしていきたいと思っています。
子どもたちの夢と生活を守る盾を届けるプロジェクトの輪が広がっています!
引き続き、よろしくお願いします!
萩原佳

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