萩原佳です。
クラウドファンディングDAY27となりました。
10月12日の10時時点の支援状況をご報告します。

支援総額:951,770円
支援者数:50人
目標達成率:190%
いいね(お気に入り登録)での応援:8人
おかげさまでネクストゴール「支援者50名」を達成しました!ご支援、そして周りの方へこの取り組みを伝えてくださる皆さまに、心から感謝申し上げます。
次のネクストゴールについて考えているところですが、残り19日、最後まで想いを伝えていきます!
今日は、「仕事にかかった時間」と「その仕事の価値」は、同じなのだろうかというお話です。
▼「すぐ終わる」と思われていた仕事
税理士の仕事は、数字を入力して、税金を計算するもの。
そう見えると、「ぱぱっとやってすぐ終わるのでは」と思われることもあります。
書籍『金融共育』でも触れていますが、私は、専門家としての価値がなかなか伝わらないことに、もどかしさを感じていました。
依頼する側からすれば、目の前で何が行われているかは見えても、何を確かめ、何を判断しているのかまでは、見えにくいものです。
だから、作業時間の長さが、料金に納得できるかどうかの物差しになってしまうことがあるのだと思います。
けれど、短く見える仕事だから価値が低い、長くかかったから価値が高い。そうとは言い切れません。
▼計算の前に、確かめることがある
私が事務所を経営するうえで大切にしてきたのは、「日本一身近な会計事務所」であることです。
経営者の方が、知らないがゆえに戸惑いや不安を感じているときに、寄り添うこと。そして、間違った方向へ進みそうなときには、丁寧に説明することを心がけてきました。
悪気がなくても、知らないまま問題のある処理をしようとしてしまう場面があります。そのとき、「それはできませんよ」「そうじゃないですよ」とお伝えすることも、私の役割でした。
数字を計算するだけでなく、その前提を確かめる。相手が何に困っているのかを聞き、判断に必要なことを伝える。
答えを出すまでの作業だけでなく、「何を確かめる必要があるか」を見極めることにも、仕事の意味があります。
たとえば相談をして、見落としていた確認事項に気づき、次に何をすればよいかが分かる。そうした助けは、「面談が何分だったか」だけでは測れないのではないでしょうか。
▼支払うのは、「何分」のためですか?
もちろん、専門家に頼めば何でも安心、料金が高ければ価値も高い、という話ではありません。
依頼する内容や費用が、自分の必要としていることに合っているかは大切です。仕事をする側にも、何を引き受け、どんな助けを届けるのかを、分かる言葉で説明する責任があると思います。
そのうえで、お金を払うときの見方を、少し広げてみる。
「どれだけ長く作業してくれたか」だけでなく、「何が分かり、何を判断できるようになったか」にも目を向ける。
すると、同じ料金でも、受け取っているものの見え方が変わります。
お金は、「誰かの作業時間」にだけ払っているわけではない。自分に必要な確認や判断を助けてもらうために、使うこともできるのです。
『金融共育』では、こうした会計士・税理士としての経験も綴っています。お金の知識を増やすだけでなく、いつもの支払いや仕事の価値を見つめ直すきっかけになれば嬉しく思います。
引き続き、この一冊を届ける挑戦を応援いただけると幸いです。
萩原佳

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