萩原佳です。
クラウドファンディングDAY31となりました。

10月16日の10時時点で、
支援総額956,770円
支援者51人
目標達成率190%
いいねでの応援8人となっています。
このプロジェクトの目的は、子どもたちの夢と生活を守るための盾である「お金の教養」を届け、日本の停滞感を打破していくことです。
この輪を広げていくため、想いを届けていきます。
お金について詳しくなると、よりよい判断ができるようになる。
それは、お金を学ぶ大切な意味の一つです。
ただ、私が監査法人で働いていた頃には、知ったからこそ、扱い方に慎重にならなければならない情報もありました。
妻にも、取引先の社名を話せなかったのです。
今日は、「知っていること」と「自分の利益のために使ってよいこと」の違いをお伝えしたいと思います。
▼数字の奥に、まだ公表されていない計画がある
監査の仕事では、企業の決算書だけを見ているわけではありません。
数年後の投資計画や、どの会社と合併する予定なのか。企業の内部に入り、まだ世の中に公表されていない重要な情報に触れることもあります。
そうした情報は、扱いを誤れば、会社だけでなく、その会社の株式を売買する人たちにも影響を与えかねません。
だからこそ、家族だから話してよい、というわけにはいきませんでした。妻にさえ取引先の社名は言えなかったのです。
仕事を任されているから知ることができる。その立場には、情報を守る責任も伴っていました。
▼先に知ったことは、自由に使える「得」ではない
お金の話では、「人より早く知れば有利になる」という見方をすることがあります。
しかし、仕事を通じて知った未公表の情報まで、自分の資産を増やす材料にしてよいわけではありません。
たとえば、上場会社の関係者などが、職務を通じて未公表の重要事実を知りながら、公表前にその会社の株式等を売買する行為は、インサイダー取引規制の対象となります。
その情報を知らない投資家が、不利な立場で取引することになるからです。
ここで私がお伝えしたいのは、法律の名前を覚えてほしい、ということだけではありません。
自分にとって有利かどうかを考える前に、なぜ自分はその情報を知ることができたのかを考える。
仕事のために預かった情報なのか。広く公表され、誰もが調べられる情報なのか。同じ「知っている」という状態でも、その意味は違います。
▼お金を学ぶことは、情報との向き合い方を学ぶこと
もちろん、公開されている情報を調べ、知識を身につけ、自分の判断に生かすことは大切です。
学ぶことや、正当な方法で利益を得ようとすることを否定したいわけではありません。
その一方で、情報には、知った立場や目的に応じた扱い方があります。
「役に立ちそうだから使う」だけでなく、「この情報を、自分の利益のために使ってよいのか」と立ち止まる。その視点も、お金と付き合っていくうえで欠かせない教養だと思っています。
知識を増やすことと、仕事で知った秘密を私的に利用することは違う。
『金融共育』では、お金についての知識に加えて、こうした判断の土台になる考え方も、私自身の経験を通じてお伝えしています。
お金を知る力に、情報を適切に扱う力も重ねていく。その大切さを、親子で学ぶ「お金の教養」として届けていきたいと考えています。
共にこの輪を広げていきましょう!
萩原佳

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