23:59で、クラウドファンディングの募集は終わります。
でも私は今夜を「終わり」として書きたくありません。
支援してくださった一人。
記事を共有してくださった一人。
話を聞いてくださった一人。
そして、最後にページを開いて判断してくださる一人。
その一人ひとりが集まって、明日から実証を始める土台になります。
最後の一人は、人数の最後ではありません。最初の実証を動かす一人です。
1.集めたら終わり、にはしない
今回のクラウドファンディングで約束しているのは、「応援を集めること」ではありません。
中高生の問いを受け取る。
地域から返事を届ける。
必要なら人や情報へつなぐ。
小さく試す。
その結果を記録する。
うまくいかなかったことも残す。
そして次へ直す。
ここまで行って、初めて実証です。
田村光子さんによる2025年の「こどものまち」の実践報告では、高校生・大学生などのスタッフの成長、市長選挙、企業・団体の協賛などを通じ、こどもたちがより主体的に活動を展開する様子が報告されています。
一つの地域実践の経過報告であり、今回の仕組みの効果を保証するものではありません。
ただ、私はここから、こどもを参加者として迎えるだけではなく、本人が動かせる余白をつくることの大切さを読み取っています。
2.大人が用意して、大人が満足しない
実証で確かめたいのは、大人側の「やった感」ではありません。
中高生本人が、
返事を読めたか。
もう少し知りたいと思ったか。
自分で次を選べたか。
途中でやめる判断もできたか。
そこを見ます。
2026年に公表された加藤晶さん、向平和さん、中本剛さん、前原常弘さんの研究報告は、小中高を通した科学技術人材育成モデルについて、大学や地域と連携した継続的な育成の展開と課題を整理しています。
対象領域は科学技術人材育成であり、田村市のキャリア教育実証とは異なります。
それでも、一度のイベントではなく、発達段階をまたいで学びの機会をつなぐ視点は、今回の実証を考えるうえで重要です。
3.明日から残すもの
実証が始まったら、成功談だけを並べません。
何人参加したかだけでも評価しません。
どんな問いが出たのか。
どんな返事が届いたのか。
本人がどう選んだのか。
途中で何が止まったのか。
保護者や学校に負担はなかったか。
地域側は無理なく関われたか。
次回は何を直すのか。
そこまで残します。
なぜなら、この実証を田村市だけの一回で終わらせたくないからです。
4.最後に決めてほしいこと
この45日間、私は何度も文章を書きました。
でも、最後の判断まで私が決めることはできません。
参加する。
共有する。
今回は参加しない。
どの判断も、ページを読んだうえで選んでもらいたい。
ただし、もし、
「中高生が、自分の小さな関心から地域の人・情報・体験へ進める入口を田村市に残したい」
と思っていただけたなら、
今夜23:59までに参加してください。
そして募集終了後は、集まった応援を「結果」にせず、実証へ変えます。
最後の一人から、最初の実証を始めます。
クラウドファンディング「その問い、まちへ届く。」最終ページ
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最後の記事から次へ残す1本は、「出会えた。けれど、一度で終わらせない。」です。募集終了後の実証を一回の出会いで終わらせない、という今夜の記事の次に最も自然につながります。
参考文献
田村光子(2025)「『2024 わかばCBTこどものまち』の展開―ダイバーシティの推進とこども参画―」『植草学園短期大学紀要』26巻、55–61頁。2024年度の活動経過を扱い、こどもの主体的活動、高校生・大学生スタッフ、企業・団体との連携等を報告しています。単一実践の経過報告であり、一般化や因果効果の検証には限界があります。DOI 10.24683/uekusat.26.0_55。
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加藤晶・向平和・中本剛・前原常弘(2026)「愛媛大学における小中高一体型科学技術人材育成モデルの展開と課題」『日本科学教育学会研究会研究報告』40巻6号、1–4頁。小中高を通した科学技術人材育成モデルの展開と地域連携を扱う研究報告です。科学技術教育という特定領域であり、一般的なキャリア教育や今回の田村市実証への直接的な一般化には限界があります。DOI 10.14935/jsser.40.6_1。
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#田村市 #中高生 #キャリア教育 #探究学習 #地域連携 #その問いまちへ届く #クラウドファンディング