みなさん、こんにちは!まちづくりピースボートの活動報告です。
現在、目標金額の51%(73人、1,015,500円!)を突破いたしました。日々のあたたかいご支援、本当にありがとうございます✨
10月3日の「OMATSURI〜高田馬場国際交流祭〜」まで、残りわずかとなりました! 今回は、OMATSURIの「心臓部」であるプログラムディレクター・山口友希(ゆきちゃん)へのインタビューをお届けします。
未経験からゼロでOMATSURIを立ち上げる裏側や、行政との知られざる格闘など、リアルな現場の奮闘について語ってもらいました!
3か月半でつくる来訪予想2000名規模のイベント!
―― 現在、OMATSURIでどんな役割を担当していますか?
山口: 「プログラムディレクター」を担当しています。当日のプログラムや会場内の配置決め、各所への申請や届け出、備品の調達、当日のスタッフ人員配置など、運営全般を担っています。
本業もあるのですが、行政や業者とのやりとりは平日しか出来ないことが多いので、時間を調整しながらOMATSURIの準備を進めています。帰宅後や休日はひたすらパソコンに向かってひとり作業をしています。
―― そもそも、いつ頃から動き始めましたか?
山口: 2026年2月にワーキングチームが立ち上がり、本格始動したのは6月中旬です。最初はみんなで「団体どうする?」「活動なにする?」というコンセプト決めから始まりました。「自分たちもまずは全力で楽しめるお祭りをつくろう!」と決まり、「何が必要か」をゼロから書き出していきました。

―― 本格始動した6月から、実質3ヶ月半で2,000人規模のOMATSURIをつくりあげていく……!率直にこの3か月半はどうでした?
山口: 一言でいうと「大変だけど、面白い!」ですね。私自身、知らないことを知るのが好きなので、行政の仕組みや「お祭りってこういうプロセスで作られてるんだ!」と学べるのがすごく興味深いです。
私が管轄しているプログラムチームメンバー15名ほどのアイディアやタスクをまとめながら、OMATSURIを形にしていくのはパズルをはめていくような感覚です。「1歩進んだと思ったら、2歩戻る」の繰り返しで(笑) 。自分のキャパシティの限界を知る良い機会にもなっています。
保健所、税務署、消防署…行政との知られざる格闘
―― 行政とのやり取りとは、具体的にどんなことをしているの?
山口: まずは「会場(戸山公園)」の確保から始めました。公園の管理事務所に連絡すると「ここでは申請できません」と言われ、手続きの方法を丁寧に教えていただきました。東部公園緑地事務所へ行き、まずはどんなことをしたいかの相談。そして仮押さえの手続きをしました。本申請をするには、様々な書類を揃えなければならないのですが、その書類を揃えるのにとても時間がかかりました。
頭を悩ませたのが「保健所」と「飲食」の関係です。お祭りといえば屋台で焼きそばやたこ焼き!などというイメージがありますよね。でも、実際にその場で調理して提供するには厳しい衛生基準と許可が必要でした。何度も保健所の担当の方と電話やメールでやり取りをし、実際に保健所に伺って相談した結果、今回は食べ物は個包装で販売する「営業届」に落ち着きました。
また「アルコール販売には保健所だけでなく税務署も関わる」ということも初めて知りました。缶や瓶など未開封のお酒を販売するには、税務署への事前申請が必要です。今回は条件が合わず未開封の販売は断念したのですが、「お酒ひとつ売るのにも許可が必要!」と勉強になりました。

※7/10戸山公園サービスセンターへご挨拶

※7/28保健所訪問
―― 消防署や警察署などの手続きもあるんですよね?
山口:そうなんです。例えば消防署に電話したら「査察課」や「消防係」で担当部署が分かれていて、査察課の方から「スモークマシンは使いますか?」「火を使うようなマジックショーはやりますか?」と聞かれて「やりません!」と答えたり。キッチンカーでガソリン発電機やプロパンガスを使うので、届け出を提出しました。初めて消防署内に入りましたが、すれ違う人全員が挨拶してくれたり、どんなご用件ですか?と声をかけてくれたり、とっても気持ちが良い空間でビックリしました。
ゴミの処理方法や警察署への警備体制の確認も含め、普段何気なく参加していたお祭りが、多くの安全基準と手続きの上に成り立っていることを身をもって知りました。

※9/16 消防署訪問
「やくどうの広場」にかけた想い
―― 実は一時期、会場の規模が小さくなりかけそうだったとか?
山口: そうなんです。そもそも公園でイベントを開催するためのルールや手続き方法が分からず苦戦をしていたし、出店者もどうやって集めようかと手探りで進めていたので、やくどうの広場のような大きな会場だと逆に寂しい感じになっちゃうんじゃないかと心配の声もあがったんです。「もっと小さな広場でテント3張りくらいでこじんまり行こうか」という案に変わりかけたことがありました。
でも、私の中で「描いていたイメージと違う!」と違和感があって。「せっかく作るなら多くの人が集まれる場所にしたい。とりあえず頑張るから、『やくどうの広場』でやらせてほしい!」と粘ったんです。今振り返ると、これだけの出店者様が集まってくれたので場所を変えなくて本当に良かったと思っています。

※山口友希と取材者:渡邉さゆり
(後編へ続く!次回は「21の出店ブースを集めた苦労」や、「予算がない中での備品集め」についてお届けします!)
まちづくりピースボート 渡邉さゆり