萩原佳です。
クラウドファンディングDAY25となりました。
2026年10月10日の10時時点の状況をご報告させてください。

支援総額:930,770円
支援者数:45人
目標達成率:186%
いいね(お気に入り登録)での応援:8人
ご支援、そして周りの方へのご紹介を、本当にありがとうございます。NEXTゴールの支援者50人まで、あと5人となりました。
今日も、書籍『金融共育』でお伝えしたい、お金の見え方についてお話しします。
▼「もらえるお金」が、判断の中心になるとどうなる?
新しい事業を始めようとするとき、「補助金が使える」と聞けば、心強く感じると思います。
資金の負担が軽くなることで、一歩を踏み出せる。補助金には、そうした大切な役割があります。
ただ、私は独立後、中小企業の経営者と向き合う中で、補助金を得られても、その後の経営に行き詰まるケースを見てきました。
申請の準備をして、採択を目指す。それは一つの大切な節目です。しかし、補助金を活用して始めた事業を、その先もどう続けていくかは、別に考えなければなりません。
補助金をもらえることと、事業を続けられることは、同じではありません。
書籍でも触れているこの経験は、私にとって、「入ってくるお金」の見方を考えるうえで大切なものです。
▼設備は買えても、お客様までついてくるわけではない。
たとえば、新しくお店を開き、設備の購入費の一部を補助してもらえる場合を考えてみます。
必要な設備を整えやすくなることは、確かに助けになります。
けれど、その設備を使って、誰に、どんな商品やサービスを届けるのか。どう知ってもらい、また来たいと思ってもらうのか。日々の運営を誰が担うのか。
そうした仕事は、設備を買った後にも続いていきます。
「いくら補助してもらえるか」は、事業を考える材料の一つです。でも、それだけでは、その事業がお客様に必要とされるか、自分たちに運営できるかまでは分かりません。
魅力的な話に見えるかどうかだけでなく、自分の得意分野や経験を生かせるかを大切にしてきました。
事業を支えるお金は、事業そのものの代わりにはならない。
ここを分けて見ることが、挑戦を続けるために必要なのだと思います。
▼補助金は、挑戦の目的ではなく、支えの一つ。
これは、「補助金を使わないほうがよい」という話ではありません。
必要な支援を活用することと、その支援を生かしてどんな仕事を続けるかを考えること。その両方が大切だという話です。
「この取り組みを実現したい。そのために、使える支援を探す」
この順番が、「お金をもらえるから、何かを始める」に入れ替わっていないか。
お金の話ではあるけど、最後に向き合うのは、自分がどんな仕事をしたいのか、誰の役に立ちたいのかという問いなのです。
受け取れる金額だけでなく、その先に続く仕事まで見ると、お金は「手に入れれば安心なもの」から、「やりたいことを続けるために生かすもの」へと、少し違って見えてきます。
子どもたちに届けたい「お金の教養」も、得をする制度をたくさん知っていることだけではありません。お金に判断を任せず、自分の目的に合わせてお金や制度を生かす力も、その一つだと思っています。
「いくらもらえるか」の先に、「何を続けていくか」を見る。
『金融共育』が、そんな視点に出会う一冊になれば嬉しいです。
引き続き、よろしくお願いいたします。
萩原佳

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